症例 主訴:他院で抜歯と診断された。できる限り保存したい(20代・男性)
術前
他院で抜歯と診断された症例である。
保険診療の中でそう診断されたことに対して異論はない。
ただ、当院のような根管治療に関して専門的な医療機関であれば保存できる可能性がある。
術前の正確な診断のためCBCTを基本として撮影している。
大臼歯部の骨は分厚く通常のデンタルX線では病態を正確に判断できないことも多いためである。
また、治療戦略をたてる上でも重要で積極的に撮影している。



術後


他院で抜歯と診断された症例である。
当院には全国からこのような主訴の患者さんがご来院される。
重要なのは診査診断である。
大臼歯の術前診査においてはデンタルX線だけでなくCBCTも併せて用いると診断の精度は上がりやすい。
まず4根管であることがわかる。また、遠心舌側根は内側に根尖部で強度に湾曲していることもうかがえる。
当院では治療当日に処置をすることはほとんどなくきちんと戦略を立てて治療にあたる。
それが結果的には患者利益につながると考えている。
この強度湾曲根に関してはNiTiファイルを使うわけだがその使い方にも専門家の知識や経験が試されるが、新品を使い捨てにすること
も重要だ。従来の保険診療の中ではそんな使い方はできないだろう。
ただ、この強度な湾曲根管に対応するには使い捨てでないと難しい。
ファイルが破折する2次被害は事態を悪化させる為このような予防策が必要である。
治療費
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自費根管治療治療 大臼歯 |
18万7,000円 |
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精密支台築造 |
4万4,000円 |
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セラミクスクラウン |
13万2,000円 |
☆再診料別
治療期間
根管治療の回数は60分間を2回
その他、土台や仮歯また本歯セット、経過観察含めてトータル6か月程度
監修医・医院情報
監修医:笠原明人(日本顕微鏡歯科学会指導医/笠原デンタルオフィス 副院長)
資格及び所属団体
PERF-J(中川寛一主宰)インストラクター
日本顕微鏡歯科学会認定医第66号 指導医第34号(江戸川区取得第一号)、代議員、理事
日本歯内療法学会会員
日本口腔顔面痛学会会員
日本口腔インプラント学会会員
歯科医師臨床研修指導医
日本歯科医師会会員・東京都歯科医師会会員・江戸川区歯科医師会会員
日本歯科保存学会会員
歯学博士